2012年が明けました!!「ケープ」で温かく!

初 日 の 出
はつ
辰 年 の 一 年 が
たつ
佳 き 年 で あ り ま す よ う に 祈 り ま す

去年思いもよらない大地震に見舞われた日本に、人口減少、高齢化などの問題に加えて、原発の問題が 起こりました。
困難な時代に、みんなが知恵を出し合い少しでも進歩、発展、発達ができますように念じます。

さて、市販の起毛の布で「ケープ」を作りました(写真右)。コートの上にも重ね着できます。
首周りに同じ布で、かぶりタイプの「とっくり衿」をおそろいで別に作りました。
前身ごろと後見ごろを肩ラインで縫いあわせて、頭からかぶるだけの物で簡単ですが、裏布には、ネクタイ九本をほどいて、つなぎ合わせた物を使いました。
裏側にした場合が(右側の写真)で、リバーシブルで使えます。

このネクタイは、実は以前にもピアノカバーを作った同じ柄のネクタイです。

 ネクタイ柄のケープは まるで♪♪北風~~小僧の寒太郎~♪♪のマントのようでーす

クリスマステーブルセンター


クリスマス用テーブルセンターを飾ると気分が盛り上がります。
28㎝×120cmの大きさで、ネクタイ2本を組み合わせています。
周りには5センチの巾のクリスマス用テープを縫いつけています。
裏側には、着物の袖一枚分を使って同じ形に縫い付けました。
クリスマスが終わると、反対側に返してお正月に早変わりです。

日本人は西洋のキリスト教文化を取り入れたので、年末がなぜか忙しいです。
一週間あとには年中行事の中で大切な迎春準備があって大変です。

2002年10月から2003年1月まで、英国でホームステイしてネクタイリフォームがあるのか?使ったいらなくなったネクタイは、どのように扱われているかを調べに行きました。オックスフォード州の中学校や小学校に、日本文化を紹介しながら4ヶ月間生活しました。
その時クリスマスと新年を体験しました。
クリスマス前には、部屋一杯に洗濯ロープを張り巡らし、クリスマスカードの二つ折りをそのロープに架けていました。カードは手渡しで交換しますので、ものすごい数です。ホームステイの一家は高校生の息子と中学生の娘の4人家族で、女主人が教頭先生、主人はコンピューターの技師でした。
私はこの女主人の学校、ビスターコミュニティーカレッジに毎日通っていました。
部屋の角には新しいもみの木を飾り、その根元にはプレゼントが山積みです。一人が家族全員宛に一つずつ「誰々から**へ」とメッセージカードを付けて置きます。私も家族4人にプレゼントを用意しました。もちろん私宛のものが4つは置いてあるわけで、それを触ってみたりしてクリスマスまでのお預けで、わくわくして見ていました。イブはご馳走は珍しくて、また街のイルミネーションなど素敵でした。
ホストは友人達とのお食事会を自宅で開いてにぎやかに過ごしました。

新年はカウントダウンしてディスコで踊りながら楽しく迎えましたが、朝には街も気が抜けたように平穏でした。普通の生活が始まリました。この家の親元に30日から車で里帰りして、親、兄弟と一緒にゲームやおしゃべりして過ごしていました。私のイギリス生活体験です。

ネクタイ九本で ピアノカバー !!

  日本で最初にネクタイを作った小山梅吉さん

ある方から、ネクタイをたくさん寄付いただいたので、同じ色柄の物の九本で、ピアノカバーを考案して作りました。
大剣先はほどかないで、裏布もそのまま利用しました。九本のつなぎ目には、「力布」と「飾り」を兼ねて、小さい共布のリボンをつけました。
サイズは、縦60cm×横190cmです

ここで日本のネクタイの歴史について、簡単にお話します。

日本人ではじめてネクタイを締めた人は、ジョン万次郎(中浜万次郎)といわれています。
 NHKの大河ドラマ[龍馬伝」にも登場しましたが、漂流の後、アメリカで勉学して帰国しました。
 戻ってからは通訳などで貢献されました。ネクタイを締めて洋服を着こなした第一号です。

 次に、はじめてネクタイを作った人は小山梅吉という方です。掲載写真の一番右の人物です。
 明治17年に、日本橋の三越から丸帯を買って、ネクタイを作ったといわれています。
 この時のネクタイは蝶ネクタイだったそうです。
 
 昨年2009年 7月に、この小山梅吉氏の三代目さまの奥様から、東京毎日文化センターにお電話がありました。三代目様の亡き後、家業のネクタイ工場を閉鎖して、その材料を寄付したいとの事でした。
 「リユージングネクタイ教室」を開いている私が、ご自宅にいただきに行きました。
 ピアノカバーに使った、同じ色柄の仕立て上がりネクタイが、50本ほどありました。教室の皆さんにもわけましたが、私としても良い作品に作り変えたいと考えておりました。

 初めて明治17年にネクタイが作られてから、ネクタイリフォーム教室に寄付をいただくまでが、約125年です。
 服飾のひとつであるネクタイひとつで、こんなにも大きく早い時代の変化を感じます。これから先もネクタイは使われ続けるでしょう。
 しかし、クールビズや服装の変化で、ノーネクタイ傾向がますます進む事でしょう。

2010年 ネクタイリフォーム教室 作品展示会
* 名古屋 毎日文化センター
<大名古屋ビルヂイング(名古屋駅前) 3階 ロビーにて>
7月17日(土)~21日(水)
* 東京 毎日文化センター
<毎日新聞 本社(東西線竹橋 真上) 1階 ロビーにて>
11月1日(月)~8日(月)