黒の絞りの道行コートは伯母の(104歳で亡くなった)形見です。小柄でしたから私が着るのに
前の重なりを前中心まで広げました。両方の袖下は切り落として、衿に作って道行の衿の中に縫い付けました。縁はネクタイ布でパイピングしています。そで口は長さを出すために、そでの内側の絞り布を表に出して、そこにやはりネクタイ布を縫い付けました。身八つ口は開いたそのままです。
これからの季節に、セーターの上に羽織れば軽くて暖かいハーフコートになります。
道行コートは着物には珍しくポケットがついているんですよね! ちょっと便利です。
長生きの伯母の元気をもらえる気がして、大事にしています。 (2024、11,4)