けいぞくは ちから展 開催中

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ただ今 東京毎日文化センターでは、展示会を開催しています。このページでも紹介してきましたが、『全国手工芸コンクールinひょうご』に出品した 28年度出品の《お猿ワールド》と

29年度の《けいぞくは ちから》のタペストリー作品や小作品達です。猿年に作ったお猿さんたちは、愛きょう者で遊んでいます。29年度の作品はワンタイポシェットに、ポケットを付けてモラ刺繍技法で、ひらがなの字「けいぞく は ちから」のメッセージを込めました。みんなで作ったネクタイリフォームの世界を、どうぞお近くの方はご覧ください。

2019年 7月4日(水)~8月2日(木)まで 平日10時半から19時半                         土曜日10時半~17時半 日曜日休み

場所 東京毎日文化センター℡03-3213-4768 メトロ東西線「竹橋」駅真上      毎日新聞本社ビル1階

 

 

 

メッシュワーク

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Mさん:リボンを使って素敵なバッグを先輩の方がつくっていらっしゃいました。
縦と横に布テープを交差させ模様を作るという細かい作業を必要とするものでした。いつかそんな作品が作れたらいいなと思っていたところ、布テープを組み合わせて立体的にみえるバッグを持った方を街で見かけました。
まず簡単な作品から挑戦しましたが、角をきちんと合わせることが難しく、ビシッとした感じをだすことができませんでした。立体感を出す組み方は、これも組む順番を理解するまでが大変でした(写真左)
Kさん:ネクタイとテープの平組みでバッグインバッグを作りました。
次にMさんが3本組みバッグを作られました。大きなバッグを作るのは私には無理なので、今回もバッグインバッグを作りました。最初の平組みと比べてかなり難しく、試行錯誤の末やっと完成にこぎつけました(写真右)
ネクタイの利用方法は広がっています。教室でのチャレンジ精神は、比較的新しい人たちが
さらに一歩ふみこんだ技法へ進みました。
作品のアイテムにも流行があります。もののあふれる時代、何でも買えば手に入る時代に
リフォームではどんな作品をつくるのか、それをみんなで探し求めたいと思います。
2018、7、2

廣重の手描きネクタイ👔

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写真はクリックすると拡大します
手描きネクタイを毎年何十本と作って展示販売していた頃の私は、6月が最も多忙でした。
2005年からのクールビズ時代に入ってからは、ネクタイリフォームの必要性を強く感じ、一本から巾着を作るアイデアを始まりにリフォームの道を歩み続けて20年。いろんな人と出会い、リフォームを大切に考える人の輪が広がり、そしてその活動を支援くださる企業にも出会いました。
東邦ガスエネルギー館では、毎年ネクタイリフォームのワークショップや展示会を仲間の皆さんとグループ活動させていただいています。5月20日には「しゅしゅを作ろう」のワークショップが終わったところです。
このガスエネルギー館で同じような活動を行っている空き缶アートの展示会が、6月末まで開かれていて、そこへ コラボ展との事から、手描きネクタイを展示させてもらいました(写真の2枚目、3枚目が 展示会場です)
広重 富士三十六景のなかの伊豆の山中、駿河湾薩夕之海上、伊勢二見が浦の3本で、他に8本のネクタイで富士山を表したネクタイ画です。
   私にとっては、6月と云えば父の日のプレゼント ネクタイでした。広重 東海道五十三次で手元に残っている手描きネクタイ5本を、虫干しのつもりで並べてみました(1枚目写真)
箱根、蒲原、府中、見附、岡崎です。雪の蒲原は自分で気に入って手元に置きました。雨の庄野や、風の四日市も気に入っていましたが、友人が求めてお嫁に行きました。こうして並べた時に府中と見附は本藍染めなので、その絹のしなやかさが手にまとわりつきます。 こんなネクタイに触れていたことが、ネクタイリフォームのモチベーションになっているのでしょう。そして、よき仲間と支援していただける環境に感謝です。2018.6.12