布香合

2022年の新たな年明けです。今年が佳い年でありますようにと祈らずにはいられません。年の初めに作った布香合は、5年前に市販で購入し大切に持っていますが、作りたかった物でした。去年偶然にも図書館で見つけた本『大野一郎 伝統工芸袋物教室』の中に作り方を発見しました。

大野一郎先生は布団職人から腕を見込まれて、宮内庁御納戸役として活躍されたそうです。巻頭に珠玉の言葉が載っています。【手縫いのよさは、ミシン縫いのように布地を締めつけることがありません。布地とともに縫い目が自然に伸び縮みし、布地の持っているやわらかさを保って、仕上がりに温かみが出るのです

長年手作りネクタイを手縫いしたものにとって感動の言葉です。時代の良いものは取り入れていきたいとおもいますが、この布香合(ねじり香合ともいう)はミシンの入る余地がありません。1本のネクタイをほどいた大剣布から布香合一つ分が採れます。中・小剣部分は、女性用あるいは男児用の小さなネクタイになりまた。出会いの喜びは人同士の中にありますが、本との出会いにも無限の喜びがあります。よき出会いの年になりますようー

いよいよ開幕 おさらい作品展

ネクタイリフォームの講習会を初めて名古屋三越教室で開催したのが22年前でした。一本のネクタイを巾着に作ることを講習しましたが、一回に20名が限度でしたから、何回にも分けて、予約待ち~☺️   そんなスタートでしたねー。

バッグや手提げは、布製なので軽くて重宝します。スラッシュキルト技法で作るバッグや襟巻きは、バイヤス布ネクタイがビロード布に変身します。素敵なお気に入りネクタイはブラウスの片身頃に入ります。つけ衿 つけ袖!までも一本で作れますから服飾の一部分に使って、色柄を楽しむこともあり!です。写真右上端にネクタイがならんでいますが「ファストネクタイ」です。首にかけてファスナーを上げると素早く締めた形になり、高齢者や不自由な方に楽なネクタイに作り変えたものです。一部しか説明できませんが、様々な利用方法は中部圏のひとは新しい物、他と違ったものを尊び、喜ぶ気質があってネクタイリホームは発展してきました。ネクタイリフォームは最近盛んなSDGsに通じるものと言えます。どうぞ会場でご覧いただけますようお待ちしております。  場所:名鉄バスターミナルビル10階 毎日文化センターロビーにて      (2021,11,21)


おさらい作品展

コロナ禍の収束と秋晴れが訪れ、心うれしい頃となりました。この佳き頃に作品展を開くことになりました。

案内状です:ネクタイリフォームを1999年に三越教室で立ち上げ、2005年に毎日文化センターに入ってから22年が経ちました。その活動の中でいろんな作品を作ってまいりましたが、ネクタイが少なくなったこれからの時代に残す物はなにか? おさらいをして、皆様にご高覧いただきご意見ご指導をお願い致します。令和3年11月22日(月)~28日(日)毎日文化センターロビー(名鉄バスターミナルビル10階)