2014年が良き年でありますように


昨年は4月と12月に展示会を開催して、どちらの展示会も毎日新聞の東京都内版に掲載されました。
また5月28日には、NHKテレビで関東6県にネクタイリフォームが放映されて、関東地方で広がりをみました。
西には、神戸での全国手工芸コンクールでネクタイリフォームグループの団体入賞で、手工芸界に強力にアッピールできて、嬉しく頼もしい年でした。

さて 今年はどんな年?

今年の初作品のベストです。
昨日仕上がりました。ネクタイ一本を右身頃に使い、あとは全部一本の古い帯からで、左身頃の裏には錦糸、金糸の糸を押さえるため薄い接着芯を張りました。またどちらの身頃の裏布も、帯からとりました。後ろ身頃は一重です。背中心の縫い代には、着物の一重仕立てのように、接着芯で【セブセ(背伏せ)】のように包みました。

今年はネクタイをファッションに取り入れたいと考えています。、ハワイのアロハシャツが日本の先人の知恵 つまり着物から生まれて発達したのと同じように、着物リフォーム+ネクタイリフォーム=ネクタイの服
着物のシルクとネクタイのシルクを生かして、シルクの服を仕立てて、ネクタイをその一部に溶け込ませると言う作戦です。

今年は馬年、牛歩でいいから着実に前進したいと思います。
穏やかで明るい年でありますようにーーー祈りながら。

2013年12月2日から7日の展示会

今年もあと一か月半あまりになりました。
月日の早いことは、今や若い人も同じようです。

私達ネクタイリフォームの人達は、10月10日からの全国手工芸コンクールに出品する話し合いを8月から始めました。作品を持ち寄り「ネクタイリフォーム東京」8名と 「ネクタイリフォーム名古屋」4名が、それぞれ【リメイクネクタイのバッグたち】と【リメイクネクタイの帽子たち】の作品にまとめました。
ネクタイリフォームの普及活動が目的で、初めてのグループ出品ができました。

【リメイクネクタイのバッグたち】

※画像をクリックで大きく表示されます
写真左上から右へ スラッシュキルトのポシェット/スラッシュキルトのポシェット/赤いスラッシュキルト袋/らせん袋のポシェット
左下から ファンシーバッグ/大きな手提げⅡ型/ハンドバッグ/大きいらせん袋

【リメイクネクタイの帽子たち】

※画像をクリックで大きく表示されます
写真左上から右へ キャップ/風に飛ばないサンバイザー/子供用ハンチング/サンバイザー/サンバイザー
左下から 前方透明なレインハット/キャップ/リボン付きのキャップ/レインハット

第25回 全国手工芸コンクール in ひょうご  に2つのグループ作品を出品して 【リメイクネクタイの帽子たち】が優秀賞を受賞しました。
展示会場では【リメイクネクタイのバッグたち】に人気があり、これを作りたいとの声が多く聞かれました。

12月2日(月)から 7日(土)まで 東京毎日文化センターで、これら出品作品を含めて展示会を開きます。
 展示時間は10時から センターの開館時間午後8時ごろまで ただし7日は4時までで終わります。    

場所
東京毎日文化センター(毎日新聞 本社ビル1階)
*地下鉄東西線 竹橋駅 真上
お問い合わせ
03-3213-4768 
     
この展示をまるごと持って、来年2014年3月に ハワイの第20回ホノルルフェスティバルに参加して、展示会を開きます。
ハワイでは、2007年の第13回ホノルルフェスティバルに初めて参加して以来、2度目の展示会です。 
名古屋の毎日文化センターの50周年記念事業で出かけ、今回は55周年記念として参加です。
その流れに乗っているのですが、ハワイで アロハシャツが着物のリメイクから始まったことを思うと、ネクタイリフォームもハワイに導かれるようです。
私達作り手だけでなく、世界中のネクタイ自身が 新しい命を吹き込まれることを願っているのでしょう。

NHKで放映されました!


My Reusing ties was broadcasted on NHK telecast.
「ネクタイリメイクの魅力」というタイトルで、NHK首都圏放送の取材を受けました。
5月6日 大型連休最後の日に、丸1日10時半スタートで午後5時までたっぷり6時間の収録でした。
放送は5月28日の11時5分からの「ひるまえほっと」の番組内で約15分間放映されました。

始めに、他の若い女性が{接着剤でばらの花を形づくるリメイク}が、紹介されました。私が{ネクタイをほどいて布にしてからそれを作品に縫う手法}とは対照的でした。『捨てないで、美しい可愛いネクタイをもっと利用しましょう』というメッセージは同じです。ただ、私は年を重ねた分だけネクタイに思い入れが深いのです。
30年間ネクタイを作り、その間手描きネクタイの展示会を20年開いてきたので、楽しさや生きがいをもらったネクタイに恩返しの気持ちで、洋服やバッグやぬいぐるみなどへ再利用の方法を考えて来ました。

たっぷり5~6時間の録画テープを、どのようにまとめて放送するかは、まさに取材者の腕にかかっています。
楽しみなようなドキドキしながら放送日を待っていました。「野村さんのネクタイ愛を伝えます」レポーターの水谷麻子さんの言葉でしたが、しっかりと放送していただきうれしく思いました。

今回の取材で何より嬉しかった事は、若い30代の水谷さんが「不要なネクタイをどうしたらいいか?」との視点で私のホームページに出会った事です。若い人は捨てる事に抵抗がないと思っていましたから、もったいない!の日本人魂の流れがまだ続いてながれている事です。
その昔ハワイに移住した日本人が、着物をリメイクしてアロハシャツができたと聞きました。
ネクタイは着物と違って世界中にありますから、日本人の「モッタイナイ!」は世界中に広がって欲しいと思っています。

NHK番組内で作って見せた<ワンタイポシェット>の作り方を、別のコーナーで紹介します

My Reusing ties was broadcasted on NHK telecast.
It took all day long on May 6th for the interview and filming by NHK and telecasted at the program of `Hirumaehotto’on May 28th in Tokyo metropolitan area.
I have been teaching the reuse of ties for 15 years.
I’m glad to spread my method of reusing ties for everyone.
Especially more and more women make the handicraft of reusing ties.
Many deused ties must be made into useful goods, for example a pochette, a totebag, a centerpiece.
The ties are cut cloth on the baias, so reusing ties are difficult.
However there are many points to reuse ties.
I published the “Reusing Ties book ” in 2007.
I hope the Reusing ties is a handicraft rich in idias and enjoyable for people through the world.
Let’s spread this handicraft from Japan to the world.