あけましておめでとうございます

 
 2011年があけて日常生活が始まりました。
このポーチは、ネクタイ一本でスラッシュキルト(30cm×40cm)の四角形を作りがま口タイプに仕上げました。私の携帯用の裁縫道具を入れました。

 さて今年は、ネクタイリフォームの通信教育を始めます。13年前の1999年に名古屋三越友の会教室で、ネクタイリフォーム「一本のネクタイから巾着を作ろう」と募集したところ、希望者が殺到して2,3ヶ月待ってもらうような始まりでした。名古屋のNHKテレビ局で放送もされました。
 その後2007年に冊子「ネクタイリフォーム(英語タイトル リユージングタイ)」を発行して希望者にお送りしています。冊子を手にした方達が実際に作品完成したのか気にかかっていました。
 この冊子には20種類の作品の作り方を載せていますが、今では40種類以上に増えています。
名古屋毎日文化センターや東京毎日文化センターの教室の経験をもとに厳選した10種類の作り方を、写真やイラストでご自分一人でも作れるように、通信教育用テキストに作りました。前半5作品が終わった人に、希望で後半5作品へすすんでもらいます。作品添削や、スクーリングも可能です。

詳しいことは、東京毎日文化センター(℡03-3213-4768)にお尋ねください。

クリスマステーブルセンター


クリスマス用テーブルセンターを飾ると気分が盛り上がります。
28㎝×120cmの大きさで、ネクタイ2本を組み合わせています。
周りには5センチの巾のクリスマス用テープを縫いつけています。
裏側には、着物の袖一枚分を使って同じ形に縫い付けました。
クリスマスが終わると、反対側に返してお正月に早変わりです。

日本人は西洋のキリスト教文化を取り入れたので、年末がなぜか忙しいです。
一週間あとには年中行事の中で大切な迎春準備があって大変です。

2002年10月から2003年1月まで、英国でホームステイしてネクタイリフォームがあるのか?使ったいらなくなったネクタイは、どのように扱われているかを調べに行きました。オックスフォード州の中学校や小学校に、日本文化を紹介しながら4ヶ月間生活しました。
その時クリスマスと新年を体験しました。
クリスマス前には、部屋一杯に洗濯ロープを張り巡らし、クリスマスカードの二つ折りをそのロープに架けていました。カードは手渡しで交換しますので、ものすごい数です。ホームステイの一家は高校生の息子と中学生の娘の4人家族で、女主人が教頭先生、主人はコンピューターの技師でした。
私はこの女主人の学校、ビスターコミュニティーカレッジに毎日通っていました。
部屋の角には新しいもみの木を飾り、その根元にはプレゼントが山積みです。一人が家族全員宛に一つずつ「誰々から**へ」とメッセージカードを付けて置きます。私も家族4人にプレゼントを用意しました。もちろん私宛のものが4つは置いてあるわけで、それを触ってみたりしてクリスマスまでのお預けで、わくわくして見ていました。イブはご馳走は珍しくて、また街のイルミネーションなど素敵でした。
ホストは友人達とのお食事会を自宅で開いてにぎやかに過ごしました。

新年はカウントダウンしてディスコで踊りながら楽しく迎えましたが、朝には街も気が抜けたように平穏でした。普通の生活が始まリました。この家の親元に30日から車で里帰りして、親、兄弟と一緒にゲームやおしゃべりして過ごしていました。私のイギリス生活体験です。

ネクタイ九本で ピアノカバー !!

  日本で最初にネクタイを作った小山梅吉さん

ある方から、ネクタイをたくさん寄付いただいたので、同じ色柄の物の九本で、ピアノカバーを考案して作りました。
大剣先はほどかないで、裏布もそのまま利用しました。九本のつなぎ目には、「力布」と「飾り」を兼ねて、小さい共布のリボンをつけました。
サイズは、縦60cm×横190cmです

ここで日本のネクタイの歴史について、簡単にお話します。

日本人ではじめてネクタイを締めた人は、ジョン万次郎(中浜万次郎)といわれています。
 NHKの大河ドラマ[龍馬伝」にも登場しましたが、漂流の後、アメリカで勉学して帰国しました。
 戻ってからは通訳などで貢献されました。ネクタイを締めて洋服を着こなした第一号です。

 次に、はじめてネクタイを作った人は小山梅吉という方です。掲載写真の一番右の人物です。
 明治17年に、日本橋の三越から丸帯を買って、ネクタイを作ったといわれています。
 この時のネクタイは蝶ネクタイだったそうです。
 
 昨年2009年 7月に、この小山梅吉氏の三代目さまの奥様から、東京毎日文化センターにお電話がありました。三代目様の亡き後、家業のネクタイ工場を閉鎖して、その材料を寄付したいとの事でした。
 「リユージングネクタイ教室」を開いている私が、ご自宅にいただきに行きました。
 ピアノカバーに使った、同じ色柄の仕立て上がりネクタイが、50本ほどありました。教室の皆さんにもわけましたが、私としても良い作品に作り変えたいと考えておりました。

 初めて明治17年にネクタイが作られてから、ネクタイリフォーム教室に寄付をいただくまでが、約125年です。
 服飾のひとつであるネクタイひとつで、こんなにも大きく早い時代の変化を感じます。これから先もネクタイは使われ続けるでしょう。
 しかし、クールビズや服装の変化で、ノーネクタイ傾向がますます進む事でしょう。

2010年 ネクタイリフォーム教室 作品展示会
* 名古屋 毎日文化センター
<大名古屋ビルヂイング(名古屋駅前) 3階 ロビーにて>
7月17日(土)~21日(水)
* 東京 毎日文化センター
<毎日新聞 本社(東西線竹橋 真上) 1階 ロビーにて>
11月1日(月)~8日(月)