東邦ガスエネルギー館 大展示会

 

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東海市にある東邦ガスエネルギー館の360度ガラス張り展望ホールで、今年も11月12日から12月24日まで、広いフロアーいっぱいに「おしゃれなネクタイリフォーム」展を開催いたします。望遠鏡も備えられた名古屋港が見渡せるフロアーは小学校や子供会の団体や休日の親子が訪れるちょっとした名所です。準備中にもたくさんの人が来場されていました。

今年のクリスマスツリーは、『帽子ツリー』の樹です。ネクタイから作った帽子ばかり14個です。レインハットや編み帽子、サンバイザーにシーチング帽子、スラッシュキルトのベレー帽や野球帽など。それらの間に来年の干支の「ねずみの小銭入れ」を下げました。小銭でいいから貯まる年でありますように(><)V

かつてファッションショーを開いた時の、ネクタイ使用の洋服たちや帽子など、その時の組み合わせを再現しながら並べました。ミロの絵のブラウス、ロングベスト、前身頃4本のチュニックなど等です。バッグ類を赤いタペストリーの上に並べました。そして災害の多かった今年、どうぞ来年は平和で無事な年になりますように祈りを込めて防災頭巾を子供用、大人用と並べました。2019,11,12

 

 

 

第31回 全国手工芸コンクールin兵庫

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10月10日から始まった展示会、最終日の13日に二人で出かけました! 力作をたくさん見ました。どの作品も根気仕事の大作です。たとえ小さくても人形の履物から胴の鎧まで手作りされています。  自分たちも頑張ったけど、そんな努力は当たり前の世界です。一つ一つの作品の前に立って鑑賞すると、その努力を称賛したくなります。そして自分たちの傾けた努力もわかってもらえる場所 コンクール作品展!                       

左側の黄緑色のパンツスーツと上着は、「暖簾の彼女」の作品です。上着は左身頃から背中から右身頃まで、大きく大胆にメッシュワーク模様をはめこんで仕立てられています。黄緑の着物地とネクタイ地の両方がバイヤスの組み方なので、慎重さが要求されます。                  右側の二つのポンチョが私の作品です。ふわふわした「スヌーモ」の布と、表に9本のネクタイを円形になるようつないだ作品(【ネクタイリフォーム2】の本にケープとして作り方を掲載しています)。最新作の雨天用ポンチョは、はっ水生地の裏側に約12本のネクタイを(カーブをケープより緩やかに出す工夫で大剣が12本と中小剣は9本)つないだものです。伸びないはっ水生地とネクタイとの相性には時間をかけました。 2019、10、14

*写真はクリックすると拡大します

 

 

 

風が通り抜ける帽子

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私達はシーチング帽子と呼んでいます❗ 

 

「つば」は一枚布でとり、半分に折って輪にしたらゴムを通します。「トップ」と「つば」10ヶ所を点の状態で縫い止めただけなので、どこからでも風が通り抜けてくれます。帽子は形を作ることが難しいと思っていせんか?このシーチング帽子は大丈夫! 帽子の概念が変わります。

シーチング布(綿)の好きな色で、トップ2枚とつばを1枚型紙で採ります。ネクタイ一本をほどいて表布だけにして、半分に折ったつばの縁をぐるりパイピングします。トップには自分流にデザインしたネクタイ布を配置して、ゴムを自分サイズに通したつばと、トップの5角形の角2点ずつの10か所を、点状に縫い止めます。

この連日の猛暑の最中、 帽子をかぶっていても頭が蒸れることなく、ゴムを通してかぶるため、自転車でも飛んでいきません。かぶらない時はたたんでバッグにしまえる簡易さがとても便利で私も重宝しています。 近年の災害クラスの猛暑を無事に過ごしましょう。      2019、8,10

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