カゴ付きバッグのスラッシュキルト版

バッグ底にカゴを使用して、カゴのサイズにスラッシュキルト技法で作った帯状の布を縫い付けました。『ネクタイリフォーム2』の本に、このカゴ付きバッグは載せています。帯状に作るネクタイ布の部分をアレンジして、スラッシュ技法を用いました。スラッシュキルトは布に厚みが出るのでバッグには最適です。

持ち手はリングを使いました。下の写真のように、はじめは黄色い布で本体に縫い付ける予定でした。ところが バッグを持ち上げるとグラグラして安定しません。そこで裏布に使った布でスカートのように裾広がりに作ったところ、持ち上げて安定しました。 また使用ネクタイ2本の小・中剣部分は余ったので、リボン状にして、中身がでないように左右で結ぶひも形に利用しました。

スラッシュキルトは手間がかかりますが統一感が出ます、このバッグの真ん中で表に使ったネクタイ柄は左右違っていることが分かりますか? 肌触りがベルベットのようになって、布が生まれ変わります。   (2022,4,16)※記事を下にたどって「以前の投稿」をクリック2回してもどると、前掲載の「カゴ付きバッグ」が出ます! ネクタイ2本で作るネクタイリフォーム2本の掲載作品です。 参考まで

 

帯の香合

帯の断片で香合を作りました。ここに至るまでの道のりは長かった!! 先に紹介したように、まず作り易い綿布で基本形の1.2倍、1,4倍 そして直径10㎝(つまり1.5倍)の香合を作りました。この作業は帯地で作るための予備作業でした。直径10㎝は片手でねじり蓋を開けられる限度のサイズです。ここまで大きくした理由は、繊細な山川草木の帯の模様を香合のなかに観るためでした

作ってみると、着付けする時の帯のように自由に形がつくれます。その柔軟性が返って作りにくさでした。その上、帯地は布端がスルスルと糸がほどけていくので、やり直しの作業はご法度でした。初めて布香合を考えられた故大野一郎先生はどこから思いつかれた作品なのか?と四苦八苦の作業中に思いました。そして先生は本の中で様々な袋物や茶道具入れを「ネクタイの絹で作りなさい」とご教授されていました!!!再利用にも思い入れがあったのです。

王朝絵巻の繊細さを香合にして、日常に優雅な絵巻模様を楽しむ 桜満開の今より秋の紅葉までも! (2022.3.31)

 



布香合への熟考

人を惹き付ける布香合ですが、材料の表地と裏地の組み合わせ方で,出来上がりがかなり違います❗    また大きさの違いにもトライしてみましたが、ここにも問題が多く出ました❗

写真の下側に4つの香合が並んでいますが、すべてネクタイの絹地を使用した基本のサイズです。     綿布は絹と違って作り易くてはっきりした『ねじり筋』が現れます。上側の青色の3つの香合は、大きくするためのテスト作品です。綿布で、大きさが基本の1・2倍、その横が1・4倍です。 一番大きいものは直径10㎝(半径5㎝)で作りました。裏布に硬さを持たせる為に接着芯を貼ると、ねじった真ん中がシュークリームのようにふんわり高く盛り上がります。

教室で意見交換した結果は、直径10㎝サイズを帯地で作る時、1、裏布は不要で、箱の高さは中の物を取り出すためには低いほうが良い 2、帯地を使うときは裏布は工夫して付けないはうが開きやすいなど工夫や思考錯誤の問題がたくさん出ました。そんな問題点を乗り超えて、魅力的な布香合は作ってみたい気持ちでいっぱいです。多くの人にプレゼントをして喜ばれている人もいます。      (2022、3、5)